『アッジ・ワトノ 小さな写真スタジオをインドネシアトップ広告会社に育て上げた成功者』
Agung Adiprasetyo 著 | Gramedia Pustaka Utama | 336p
Adji Watono: Kisah Sukses Tukang Foto Menjadi Boss Advertising


1.クドゥス……私の生家
2.船と白鳩
3.サベナのための中古袋
4.私は裕福でなければならない
5.ふたりだけ
6.私の名を呼んでくれさえすれば、私はそこにいる
7.重要なことは、味です!
8.ホーキエとハハヒヒ
9.アッジのための点数は8
10.小さなことを過小評価しないで下さい
11.なぜ利益を拒む
12.アッジは「ドドラン」
13.私は大丈夫、あなたも大丈夫
14.エボニーとアイボリー
15.叶った夢
16.ドゥイ・サプターの「スタイル」
17.未来はアクセルとブレーキの加減
18.天国を探す


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2017年1月、日本の広告最大手・電通は、独立系ではインドネシア最大の総合広告会社「ドゥイ・サプター・グループ」を傘下に入れることを発表した。
当時9つの会社と400名の従業員を擁したドゥイ・サプターは、創業者アッジ・ワトノ氏がジャカルタに開業した小さな写真スタジオから始まった。

本書は、広告会社「ドゥイ・サプター」の現会長で創業者、前CEOのアッジ・ワトノ氏の生涯と業績を追う。
インドネシア、ジャワ島中部のクドゥスで、商店主の息子として生まれたワトノ氏は、当初写真家を志しドイツで学ぶが、帰国して写真スタジオを開き、そこから広告業へと事業を展開していく。
本書によれば、ドゥイ・サプターの成功は、ワトノ氏の持ち味である粘り強さと機敏さ、長期的視点などによる、時にリスクを負いながらの大胆な戦略によって成し遂げられたものといえる。
著者は、インドネシア最大のメディア企業グループ「コンパス・グラメディア」の元CEO。

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