『「仕事ができる」とはどういうことか?』
楠木 建/山口 周 著 | 宝島社 | 277p | 1,500円(税別)


1.スキル優先、センス劣後の理由
2.「仕事ができる」とはどういうことか?
3.何がセンスを殺すのか
4.センスを磨く


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「仕事ができる」と言われるようになるには、何をするべきか。
専門知識を学ぶとともに、コミュニケーションやプレゼンテーション、交渉、語学などの「スキル」を身につけようとする人が少なくないのではないだろうか。
だが、本当に仕事ができる人には、それ以上の何かがあることが多い。
「センス」である。

本書では、ベストセラーを含む多数の著書がある二人の“ビジネスの達人”が、仕事における「センス」と「スキル」の関係、「仕事ができる人」の定義などを対談形式で語り尽くす。
ビジネスで成功する「できる人」は、スキルやサイエンス、分析といった言語化・数値化ができるものだけではなく、明確なエビデンスや成果、習得過程が目に見えにくいセンス、アート、直観なども重視するという。
対談に臨んだ著者の楠木建氏は、一橋ビジネススクール教授で専攻は競争戦略。著書に『ストーリーとしての競争戦略』(東洋経済新報社)などがある。
山口周氏は、独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、コーン・フェリーなどで企業戦略策定、文化政策立案、組織開発に従事してきた。著書に『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)など。

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