変化に強い組織をつくる「インクルージョン(包摂)」の力
The inclusion imperative
Ori Brafman 著 | LID Publishing Ltd. | p16-19


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

多様性を表わす「ダイバーシティ」とともに、最近よく使われるのが「インクルージョン」という言葉だ。
社会福祉の領域における「ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)」は、弱い立場の人たちを排除せずに受け入れることを意味する。
ビジネスでも同様に「受け入れる」ことが重要になりつつある。

本記事は、「Dialogue」誌2020年Q2(4-6月)号の特集「不可避なインクルージョン(The inclusion imperative)」の巻頭記事。
企業などの組織や社内のチームでどのように「インクルージョン」に取り組めばよいかを、ウイルスの院内感染対策に成功した病院の事例などを紹介しながら具体的に論じている。
ビジネスにおけるインクルージョンは、多様な意見やアイデアを広く取り込み、集合知を育むカルチャーをつくることのようだ。
筆者のオリ・ブラフマン氏は組織論を専門とし、大企業で講演やコンサルティングを行うほか、米軍で研修プログラムを手がける。
共著書に『ひらめきはカオスから生まれる』『ヒトデはクモよりなぜ強い』(ともに日経BP)、『あなたはなぜ値札にダマされるのか?』(NHK出版)などがある。

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