『IOWN構想』
-インターネットの先へ
澤田 純 監修  | 井伊 基之/川添 雄彦 著 | NTT出版 | 244p | 2,200円(税別)


はじめに IOWNの時代へ
1.IOWNとは何か?
2.IOWNの鍵となる11のテクノロジーと3つの構成要素
3.IOWN構想が開く未来社会
4.IOWNと6つの産業ユースケース
5.11のテクノロジーとNTTの20のケーススタディ


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2020年は日本で次世代通信規格「5G」が本格導入され、いよいよ通信ネットワーク「大容量時代」の幕開けとなる。
だが、実はその先にある、従来とは異なる発想による情報通信インフラの構想が、日本企業を中心に進められている。
NTTが総力を上げて取り組もうとしている「IOWN(アイオン)構想」である。

本書は、NTTがパートナーとオープンイノベーションで2030年の実現をめざす、新たな情報通信基盤であるIOWNの構想について詳しく解説。
IOWNとは何か、どんな未来を実現しようとしているのか、産業との関わりや他の先端テクノロジーとの関連性などを含め、具体的に紹介している。
IOWNの中心にあるのは「光技術」であり、従来のインターネットが電気信号のやりとりを主としていたのに対し、発信側から受信デバイスまで、すべてを「光」だけで行う。
それにより、現在よりもはるかに高品質・大容量・低遅延、そして低消費電力の通信を可能にするのだという。
監修者の澤田純氏はNTT代表取締役社長。著者の井伊基之氏はNTT代表取締役副社長、川添雄彦氏はNTT取締役研究企画部門長である。

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