『世界第一位のエアコンブランド グリー電器の神話 ドン・ミンジュ』
郭 宏文 著 | 吉田 修誠/吉田 理華 訳 | 中国出版トーハン | 254p | 1,500円(税別)


1.薔薇は美しく優雅に
2.単身の事業開拓
3.有言実行で模範を打ち立てる
4.無畏無私で職権を全うする
5.共に大船を漕ぎ進む
6.マーケティング戦略を胸に
7.最高品質で天下の覇者となる
8.品性と道徳の鉄腕管理
9.セルフイノベーションで波頭に立つ
付録 董明珠のスピーチ


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

現代の中国には、日本における知名度は低いものの、ある特定の製品・サービス分野で世界トップクラスの新興企業がある。家庭用エアコンで世界最大級の生産台数を誇る「グリー電器」もその一つだ。
1991年に前身の2社が統合して成立し、瞬く間に業界トップ企業に成長。その立役者の一人が董明珠氏である。

本書は、2012年にグリー電器(珠海格力電器股フン有限公司)の董事長兼総裁となった女性リーダー、董明珠(ドン・ミンジュ)氏にスポットを当て、数々のエピソードとともに同社を急成長させたその手腕と戦略に迫る。
暗黙のルールや利権がはびこりがちな中国のビジネス界にあって、董明珠氏は反発にあいながらも「原則」を外さない姿勢を貫いた。そして、販売業者たちとの連携体制を整えるとともに、製品の品質管理を徹底して、消費者の信頼を獲得した。

著者は、中国の有名企業を深く洞察した、経営者などの長編人物伝を20冊以上上梓している伝記作家。中国作家協会会員。


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