『ロバート・クオック伝 マレーシアの“砂糖王”、香港の“ホテル王”』
Tan Yen Fong 著 | Kanyin Publications | 2015/07 | 207p


1.マレーシア人から好かれている大君
2.愛国心 -自分のルーツを思い出す
3.MSAから観光業へ舞い上がる
4.中国で強く尊敬される
5.中国人の自立を支援する
6.アラワナによって中国を科学技術的に発展した国にする
7.美しいシャングリラ -真のアジア流ホスピタリティ体験
8.もっとも物議を醸すメディア事業
9.大義を果たし教育を強化する準備はいつでもできている
10.従順で願ってもない息子
11.貴重な教えという遺産 -富や財産ではなく
12.彼の心に近い友情
13.クオックの重要で影響力のある友人
14.慎重さと目立たなさ
15.失敗が成功を教える。そして成功が失敗を招きもする。


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

マレーシア出身の大物実業家といえば、ロバート・クオック(郭鶴年)の名前が真っ先に挙がることだろう。
マレーシア生まれの華人であり、同国で砂糖の生産で財を成し、「シュガーキング(砂糖王)」の異名でも知られる。さらにアジア一帯にシャングリラホテルチェーンを展開する「ホテル王」でもある。

本書は、マレーシアで出版された、ロバート・クオック氏のこれまでの業績やその評価、人物像などを描いた評伝。
マレーシアにおける「砂糖王」として、また砂糖事業を手放した後のクオック氏の活躍、香港に移住してからの、ホテル事業、メディア事業などに関するさまざまなエピソード、人柄や行動への評判などから、同氏の成功の理由、人物像を浮かび上がらせている。

著者はマレーシアのジャーナリストで、Kanyin Publicationsのチーフ・エディター兼プロフェッショナル・ライター。ビジネス誌の編集長を10年間務め、『一帯一路』(Kanyin Publications)の編著など、多数の出版に携わっている。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2020年6月5日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら