『Anker 爆発的成長を続ける 新時代のメーカー』
松村 太郎 著 | マイナビ出版 | 208p | 1,500円(税別)


序.Ankerグループを知るための重要な10のキーストーリー
1.Ankerの誕生とコアとなる経営ビジョン
2.中央集権化しない組織構造と多様性のある企業文化
3.ユーザーの声を反映するAnker流ものづくりの理念
4.「体験」を通じた顧客との信頼づくり
5.アンカー・ジャパン独自の事業戦略
6.Ankerグループがこれから向かう場所


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

近年普及したガジェットの一つに、スマートフォン用モバイルバッテリーがある。2011年にシリコンバレーで創業し、翌年に中国・深センへと拠点を移したAnkerグループは、バッテリーを始めとするモバイルアクセサリによって、2018年には約860億円を売り上げている。
急成長の背景には、周到に練られたブランド哲学や経営戦略、販売手法、組織づくりがあった。

本書は、創業者のスティーブン・ヤン氏をはじめとする関係者への取材をもとに、価格競争に陥りがちなコモディティ商品市場において、新興メーカーのAnkerグループが爆発的な成功を収められた理由を解き明かしている。
スティーブン氏は、販路をアマゾンに絞り込むことで効率的なグローバル展開を実現した。さらに、製品自体の質の高さに加え、顧客第一を徹底し、顧客の問題解決、顧客体験の向上に真正面から向き合ってきた。

著者はジャーナリスト。キャスタリア株式会社取締役研究責任者を務め、情報経営イノベーション専門職大学でも教鞭をとる。


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