『築地本願寺の経営学』
-ビジネスマン僧侶にまなぶ常識を超えるマーケティング
安永 雄彦 著 | 東洋経済新報社 | 240p | 1,600円(税別)


1.新たな時代に変わらない価値をつくる
2.開かれたお寺の「顧客創造」
3.お寺は「人生のコンシェルジュ」
4.目標を共有できる仕組みをつくる
5.なぜ働くのか、なぜ生きるのか
終.なぜ「新たな時代」に仏教が必要なのか


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

東京都中央区にある築地本願寺は、1617年創建、浄土真宗本願寺派の由緒ある寺院である。京都市の西本願寺の直轄寺院でもある同寺は、2015年から10年計画で大改革を進めている。
その旗振り役である安永雄彦宗務長は、元銀行員でコンサルティング会社を経営していた異色の“ビジネスマン僧侶”だ。

本書では、仏教界の常識にとらわれず、マーケティングとマネジメントの手法を駆使した築地本願寺の“リブランディング”を進める安永氏が、その狙いと中身を、それまでの経緯とともに語っている。
時代の変化によって人々の「寺離れ」が進み、400年の伝統を誇る築地本願寺も経常収支の赤字を抱えるようになった。その危機を打開するために白羽の矢を立てられた安永氏は、築地本願寺を開かれた寺にして「顧客創造」を目指すべく「『寺と』プロジェクト」を立ち上げる。

著者の安永氏は、三和銀行(現三菱UFJ銀行)に21年間勤務の後、外資系大手エグゼクティブ・サーチ会社(ラッセル・レイノルズ)を経て独立、島本パートナーズの代表取締役社長として経営幹部人材のサーチ・コンサルティング業務に従事した。2015年、築地本願寺代表役員・宗務長に就任。


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