『フロンティア・イノベーターズ』
-シリコンバレーのルールを書き変える世界中の起業家たち
Out-Innovate: How Global Entrepreneurs--from Delhi to Detroit--Are Rewriting the Rules of Silicon Valley
Alexandre Lazarow 著 | Harvard Business Publishing | 304p


イントロダクション シリコンバレーを超えて
1.創造
2.フルスタックの育成
3.キャメルを育てる
4.交差受粉
5.生まれつきグローバル
6.分散型システムの構築
7.A級チームを作る
8.複数のミッションを持つ競技者になるためのトレーニング
9.リスク管理
10.ファイナンスを再発明する
11.基盤を築く
12.村全体の協力が必要
結論 未来はフロンティアにある


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「スタートアップの聖地」と呼ばれ、多くのイノベーション理論の発信地としても知られるシリコンバレー。だが、もちろん成功したスタートアップはシリコンバレー発だけではない。
世界各地、とくに新興国や途上国のスタートアップは、シリコンバレーとは異なるルールと思考や実践で成長を遂げているようだ。

未邦訳の米国書籍である本書では、新しい産業や市場を切り拓くスタートアップとその創業者を「フロンティア・イノベーター」と呼び、主に新興国・途上国でのケースを取り上げながら、それらの特徴や影響力を論じている。
大多数のフロンティア・イノベーターは、シリコンバレーとは異質のルールで活動しており、急速な成長よりも、長期的に持続可能なビジネスを志向する傾向にあるという。本書では、そうした特徴を、シリコンバレーで多くの起業家がめざす「ユニコーン(一角獣)」と対比し、「キャメル(らくだ)」と形容している。

著者のアレクサンダー・ラザロー氏は、グローバルなイノベーションとインパクト投資を専門とするベンチャーキャピタリスト。現在はグローバル投資会社Cathay Innovationに勤務する。


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