『宇宙に行くことは地球を知ること』
-「宇宙新時代」を生きる
野口 聡一/矢野 顕子 著 | 林 公代 取材・文 | 光文社(光文社新書) | 264p | 900円(税別)


まえがき 大人の女性だって宇宙が知りたい(矢野顕子)
1.宇宙で感覚や心はどう変化するか
2.死の世界
3.生の世界
4.3度目の宇宙へ
5.スペースX ――イーロン・マスクと「宇宙新時代」
6.宇宙に飛び出すことは地球を知ること
あとがき 宇宙は誰にでも開かれていて、
     思っているより近くにある(野口聡一)


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2020年11月、民間の有人宇宙船として初の本格運用となるスペースXの「クルードラゴン」が打ち上げられた。4人の搭乗員には、今回が3度目の宇宙飛行となる日本人宇宙飛行士、野口聡一氏も含まれる。
この打ち上げ成功は、宇宙ビジネスを加速させ、一般人の宇宙旅行の実現を引き寄せるものといえる。

本書は、「宇宙好き」で知られ宇宙に関する数々の楽曲も発表しているミュージシャンの矢野顕子氏が、宇宙での体験や宇宙の魅力、宇宙開発や宇宙ビジネスの現状や展望などについて、野口聡一宇宙飛行士に話を聞く対談。
重力のない宇宙空間では、地球上では味わえない特異な身体感覚、精神状態を体験できる。また、地球を周回する国際宇宙ステーション(ISS)から眺める地球は圧倒的な存在感をもって心に迫り、宇宙飛行士の「命」に対する見方を大きく変えるのだという。

著者の野口聡一氏は、2005年、スペースシャトル・ディスカバリー「STS-114」ミッションに搭乗し、日本人で初めて国際宇宙ステーションで船外活動を行う。2009年にはソユーズ宇宙船に船長補佐として搭乗。矢野顕子氏は1976年『JAPANESE GIRL』でソロデビュー以来、YMOとの共演など、活動は多岐にわたる。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2021年3月9日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら