『バイデンの光と影』
エヴァン・オスノス 著 | 矢口 誠 訳 | 扶桑社 | 244p | 1,870円(税込)


1.災厄の年
2.人柄
3.「大人になりなさい」
4.副大統領
5.外交問題
6.幸運と不運
7.魂をかけた戦い
8.バイデン政権を待つものは?


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

パンデミックの最中に行われた2020年米国大統領選挙において、民主党候補のジョー・バイデン氏が第46代大統領に選出された。
強烈なキャラクターと極端な言動で物議を醸した前任者と比べ、バイデン新大統領の政治思想や「人となり」は、日本ではさほど知られていない。どんな人物なのだろうか。

本書は、本人やバラク・オバマ元大統領をはじめ100人以上の関係者への綿密な取材に基づき、ジョー・バイデン氏の思考や行動、人物像を描いた評伝。
1942年生まれのバイデン氏は、シラキュース大学ロースクール修了後、弁護士業を経て1972年に上院議員に当選。2008年からオバマ政権にて2期にわたり副大統領を務めた。政治家として華々しいキャリアを積む一方で、プライベートでは1972年12月に不慮の事故で妻と娘を亡くし、1988年に脳動脈瘤の手術、さらに2015年に息子のボー・バイデン氏を脳腫瘍で失うなど数々の不幸に見舞われた。

著者は「ニューヨーカー」誌スタッフライター。「シカゴトリビューン」紙の特派員として中国やイラクなどを取材した経験もあり、調査報道でピューリッツァー賞を共同受賞している。


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