『インスタグラム 野望の果ての真実』
サラ・フライヤー 著 | 井口 耕二 訳 | NewsPicksパブリッシング | 461p | 2,640円(税込)


1.プロジェクト・コードネーム
2.成功の混沌
3.驚き
4.天国と地獄のはざまの夏
5.「さっと動いてどんどん打ち破れ!」
6.君臨
7.新たなるセレブの誕生
8.インスタ映えの追求
9.スナップチャット問題
10.共食い
11.他のフェイクニュース
12.CEO


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

ツイッター、フェイスブックとともに3大SNSの一つに数えられる「インスタグラム(Instagram)」。現在の世界での月間ユーザー数はおよそ10億人で、ツイッターの約3億人を上回る。大手ではもっとも勢いのあるSNSと言っていいだろう。
2010年開始から10年余、どのような成長の軌跡を描いてきたのか。

本書は、インスタグラムの2人の創業者、ケビン・シストロム氏とマイク・クリーガー氏を中心に、起業に至るまでの経緯、話題となったフェイスブックによる買収劇、独自のこだわりと親会社の成長至上主義との葛藤などを克明に叙述するビジネス・ノンフィクション。
スマートフォンで撮影した写真を手軽にフィルターで加工して投稿できるインスタグラムは、そのシンプルな美しさも相まって、セレブなど著名人の支持も集めた。2012年に10億ドルで買収された後も、フェイスブックはインスタグラムを飲み込むことなく、独立性を保つことができたが、性格と方向性の異なる2つのSNSの間には複雑な関係性があったようだ。

著者はブルームバーグ誌記者。サンフランシスコを拠点にフェイスブック、インスタグラム、ツイッター等の創業者らを取材し、巻頭記事を多数執筆。


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