『マリメッコの救世主 キルスティ・パーッカネンの物語』
ウッラーマイヤ・パーヴィライネン 著 | セルボ貴子 訳 | 祥伝社 | 456p | 2,420円(税込)


1.愛、仕事 欲しいものは、手に入れて見せる
2.孤独、情熱 頼れる者は自分一人
3.絶望、希望 マリメッコを立て直したい
4.共感、自律 親しみやすく、ありのままでいること


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

北欧フィンランドを代表する世界的なアパレルブランドに「マリメッコ」がある。上品でレトロなプリント柄は、日本でも人気が高い。
1951年創業のマリメッコは、60~70年代に成長を果たすが、80年代には赤字経営が続くことに。90年代に同社を再建し名声を博したのがキルスティ・パーッカネン氏である。

本書は、キルスティ・パーッカネン氏の生い立ち、「女性だけの広告代理店」を立ち上げ、その後私財を投じて瀕死のマリメッコを買い取り、経営者として立て直すなどの業績を追った評伝。
1929年フィンランドの小さな村に生まれたパーッカネン氏は、大手デパートのテキスタイル買い付け部門、広告代理店勤務を経て、広告代理店ウォメナを設立。数々のヒット商品を生み出す。1989年同社を売却し、91年マリメッコを買収、オーナー社長となる。2007年に次期社長にバトンを渡し引退。2021年11月に逝去。

著者はフィンランド出身の作家、ジャーナリスト。29歳で女性誌の編集長に、その後立ち上げたスポーツ雑誌でも長く編集長を務める。


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