『ハイネケン 世界的ブランドへの爽快な道のり』
The Heineken Story: The remarkably refreshing tale of the beer that conquered the world
Barbara Smit 著 | Profile Books | 352p


1.オール・オア・ナッシング!
2.ビールはかくあるべし!
3.マンハッタンのオランダビール王
4.若い友人たち
5.「アムステル」を飲み干す
6.フレディの誕生
7.英国をリフレッシュする
8.ヨーロッパ要塞
9.誘拐
10.勢いを失う
11.ニューヨークを制す
12.無冠のビール王
13.ビール戦争
14.フレディの後
15.最終ラウンド


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

世界のビール市場シェア第2位(2020年)、170カ国で飲料事業を展開する「ハイネケン」。国際的なスポーツイベントでもその名を目にする機会は多い。
1864年に創業したアムステルダムの小さな家族経営の醸造所は、どのような戦略で現在の世界的ブランドの地位を得たのだろうか。

未邦訳の英国書籍である本書は、創業家のハイネケン一族を中心に、国際ビール市場をめぐる戦いを描いている。
ハイネケンは、1950年代、冷蔵庫やテレビがオランダの一般家庭に普及して生活様式が激変したことによるビール業界への影響にうまく対応し、他社が弱体化する中で勢力を伸ばしていったようだ。また、まだ消費者向けキャンペーンが一般的でなかった時代に、広告やブランディングの重要性を理解し、既成概念にとらわれない手法でブランドを確立した。

著者のバーバラ・スミット氏は、フランス在住のジャーナリスト。フィナンシャル・タイムズやインターナショナル・ヘラルド・トリビューンなどに、主に大企業に関する記事を寄稿している。


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