『脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか』
-脳AI融合の最前線
紺野 大地/池谷 裕二 著 | 講談社 | 290p | 1,760円(税込)


イントロダクション ――2XXX年の未来予測
1.脳とAI融合の「過去」
2.脳とAI融合の「現在」
3.脳とAI融合の「未来」


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

近年その進歩が著しい脳科学と人工知能(AI)研究。両者の融合、すなわち脳とAIをつなぐ研究が進められていることをご存じだろうか。
かのイーロン・マスク氏が設立したNeuralinkによる、脳とAIを接続する挑戦に注目する人も少なくないだろう。実際、この分野の研究はどこまで進んでいるのだろうか。

本書では、脳とAIを接続・融合させる分野におけるこれまでの研究成果と最先端の挑戦、そして将来の可能性を具体的に紹介。実現した先にどんな未来が待っているかを考察している。
この分野は、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)、あるいはBCI(ブレイン・コンピューター・インターフェース)と呼ばれるテクノロジーを進歩させるものであり、著者らも、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主宰するERATOというプログラムの1テーマ、「池谷脳AI融合プロジェクト」にて先端的研究に取り組んでいる。

著者の紺野大地氏は、東京大学医学部附属病院老年病科医師。脳・老化・人工知能の研究を通じて「脳の限界はどこにあるのか」を探究している。池谷裕二氏は、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探求を続ける。


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