『鉄道趣味人の世界』
-ゆりかごから墓場まで
池口 英司 著 | 交通新聞社(交通新聞社新書) | 239p | 990円(税込)


1.鉄道趣味の歴史
2.鉄道趣味人たちの生き方
3.学習の場の鉄道趣味~鉄道研究会の存在
4.鉄道趣味の今
5.鉄道趣味人の終活


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

日本人の趣味の「王道」の一つに、鉄道趣味が挙げられる。その歴史は古く、明治時代に遡るとする説もある。今では鉄ちゃん、乗り鉄、撮り鉄といった言葉も一般に浸透し、その趣味人口には老若男女が含まれる。
鉄道趣味のように特定の対象にハマることで他人とは違うものの見方が獲得できるのかもしれない。

本書では、資料や体験談などをもとに、歴史や魅力、最新の傾向など、日本における鉄道趣味の全体像を明らかにしている。
鉄道趣味の始まりは、1902(明治35)年から制作された鉄道写真「岩崎・渡邊コレクション」とする考え方が有力で、1987年の国鉄分割民営化を境に、インターネットの普及も相まってそのあり方が変わっていったのだという。だが、「未知との出会い」といったその魅力はいつの時代も変わっていないようだ。

著者は鉄道ライター、カメラマン。日本大学藝術学部写真学科卒業後、出版社勤務を経て独立。主な著書に交通新聞社新書『大人の鉄道趣味入門』などがある。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2022年4月6日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら