『倒産寸前だった鎌倉新書はなぜ東証一部上場できたのか』
濱畠 太 著 | 方丈社 | 200p | 1,430円(税込)


1.家業再建、そして上場。成長の裏に隠された苦悩
2.「2040年の葬儀」を考える
3.鎌倉新書の組織論
4.近代化か、破壊か?


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

インターネットの普及により、多くの業界でビジネスの構造が変化した。出版業界や葬儀業界も例外ではないが、こうした伝統的な業界に身を置く企業のうち、時代に即してビジネスモデルを転換できる企業は、少数派ではないだろうか。
株式会社鎌倉新書は、そうした少数派の中の一社といえるかもしれない。

本書は、1984年に仏壇仏具業界向けの出版事業者としてスタートし、倒産寸前だった鎌倉新書が、「出版社」から「情報加工会社」へと発想を転換し、2017年には東証一部上場を果たすまでに至った、変革と成長の経緯を追っている。
同社は、ライフエンディングマーケットに注目し、インターネット上で葬儀、終活、シニアライフなどに関する情報提供プラットフォームを展開。業界のしきたりや慣習をリスペクトしつつ、外部から経営者を迎えて迅速にサービスを拡大した。

著者は、一般社団法人人生100年時代協議会代表理事。鎌倉新書を含む東証一部上場企業4社で、マーケティング業務に18年間従事。自治体、大学、大手企業のマーケティング部門の監修や事業プロジェクトへの参加を通して、主にシニアマーケットにおいて顕在化する社会課題の解決に取り組む。2019年より現職。


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