『「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法』
中原 淳 著 | PHP研究所(PHPビジネス新書) | 304p | 1,155円(税込)


1.話し合いが苦手な国、ニッポン
2.「話し合い=対話+決断」―よい話し合いのプロセスとは?
3.対話の作法
4.決断の作法
5.「話し合い」にあふれた社会へ


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

コロナ禍により、私たちはビジネスの方法や働き方の変化を余儀なくされた。もっとも大きな変化は、オンラインによる打ち合わせや会議の増加ではないだろうか。対応する中で、改めて「話し合い」の大事さを再認識した人もいるはずだ。
では、より良い成果に結びつく「話し合い」は、どうあるべきだろうか。

本書では、あらゆる分断や対立、多様性を乗り越え、相互理解と的確な意思決定を促す「話し合いの作法」について、著者の研究や経験に基づき、わかりやすく解説している。
「話し合い」には「対話」と「決断(議論)」という2つのフェイズがあるとする。「対話」のフェイズでは、お互いの意見の違いや認識のズレを表出させることを目的とし、結論を出すことはしない。次の「決断(議論)」のフェイズでは、各々の意見を冷静に比較検討し、結論を出す。メンバー全員がこの2つのフェイズを意識することが重要なのだという。

著者は立教大学経営学部教授(人材開発・組織開発)で、立教大学大学院経営学研究科経営学専攻リーダーシップ開発コース主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発、組織開発について研究している。


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