『数理モデル思考で紐解く RULE DESIGN』
-組織と人の行動を科学する
江崎 貴裕 著 | ソシム | 360p | 2,200円(税込)


1.ルールデザインの失敗学
2.個人とルールデザイン
3.集団とルールデザイン
4.社会とルールデザイン
5.人を活かすルールデザイン
6.人工知能とルールデザイン
7.成功のためのルールデザイン


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

世の中には、憲法から個人間の口約束まで、大小さまざまな「ルール」があふれている。利害調整、犯罪抑止や処罰、迷惑行為の禁止、作業の効率化などルールの目的はさまざまだ。
しかし、当事者が遵守し、ルールが目的に適うよう機能するとは限らない。ルールを上手に設定するには「ルールデザイン」を理解する必要がある。

本書では「ルール作りの基礎教養」としての「ルールデザイン」について、「数理モデル」の考え方を取り入れながら解説。
ルールをうまく機能させるには、(1)問題解決に効果のある目的の設定、(2)ルール自体を効果あるものとして設計する、(3)人々がルールに従い、それによって目的を果たすまでの論理を成立させる、(4)ルールを持続的に運用する、などの条件がある。これらのベースには「当該ルールのもとで人々がどう行動するか」の「予測」があり、それを正確に行なうために有効なのが「数理モデル」の考え方である。

著者は、東京大学先端科学技術研究センター 先端物流科学寄付研究部門 特任講師。株式会社infonerv創業者。日本学術振興会特別研究員、国立情報学研究所特任研究員、JSTさきがけ研究員、スタンフォード大学客員研究員を経て、2020年より現職。


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