『三流シェフ』
三國 清三 著 | 幻冬舎 | 264p | 1,650円(税込)


1.小学校二年生の漁師
2.黒いハンバーグ
3.帝国ホテルの鍋洗い
4.悪魔の厨房
5.セ・パ・ラフィネ
6.ジャポニゼ
最終.最後のシェフ


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

国内や欧州で活躍するフランス料理の日本人シェフは少なくない。その中でもトップクラスの料理人を挙げた時に、東京・四谷「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國清三シェフを外す関係者はおそらくいないだろう。
2022年12月、同店は37年の歴史を閉じた。新しい挑戦を始める三國シェフはどんな足跡を残したのか。

本書は、三國清三シェフの自伝的エッセイ。北海道・増毛(ましけ)町の貧しい漁師の家に生まれた生い立ちから、札幌グランドホテル、帝国ホテル、ジュネーブ大使官邸、スイスおよびフランスの一流レストランでの修行、そして帰国後オテル・ドゥ・ミクニを開店し時代の寵児となるまでを、多彩でユニークなエピソードの数々とともに語る。
とりわけ、師匠と仰ぐ帝国ホテルの総料理長だった村上信夫氏、フレディ・ジラルデ、アラン・シャペルといった一流シェフたちからは、数えきれないほどの学びを得たようだ。

著者の三國氏は1954年生まれのフレンチシェフ。世界各地でミクニ・フェスティバルを開催するなど、国際的に活躍。2013年、フランソワ・ラブレー大学より名誉博士号を授与される。2015年、日本人料理人で初めて仏レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章。


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