『建築家は住まいの何を設計しているのか』
藤山 和久 著 | 筑摩書房 | 240p | 1,980円(税込)


彼らの視点
これも、住まいのかたち


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

リモートワークの普及により住宅需要に変化が見られる。ワークスペースなどを重視して建築家に設計を依頼する、戸建の注文住宅が人気のようだ。
その際、建築家と施主が打ち合わせを繰り返していくわけだが、間取りや天井の高さなどに対する施主の思い込みと建築家の意見が食い違うことがよくあるという。

本書では、一般的な戸建住宅を設計する建築家たちの「視点」にフォーカスし、「快適な住まい」の本質的なあり方を浮かび上がらせている。
独自の感性と思考を駆使して施主が満足する住まいを作り上げる建築家は、単なる「空間の広さ」「天井の高さ」「動線の効率」といった多くの人々が重視するであろう要素に必ずしもこだわらないようだ。施主が気づかない、暮らしを豊かにするためのアイデアを組み合わせながら、より良い住宅をつくっていく。

著者は建築専門誌『建築知識』元編集長。編集者として建築・インテリア・家づくり関連の書籍、ムックの編集に多数たずさわる。現在はフリーの編集者として活躍している。


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