『DEEP PURPOSE 傑出する企業、その心と魂』
ランジェイ・グラティ 著 | 山形 浩生 訳 | 東洋館出版社 | 340p | 2,310円(税込)


1.そもそもパーパスとは何か?
2.かみそりの刃の上を歩く
3.優れた業績の四つのレバー
4.パーパスの真の源:前を見ながら振り返る
5.あなたは詩人? それともただの作業員?
6.パーパスの中の「自分」
7.鉄の檻を逃れる
8.思いつきから理想へ:未来に堪えるパーパス
エピローグ ディープ・パーパスに取り組む:こんなアクションを検討してみよう
補遺:研究手法について


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

企業が「何(What)をするか」を示すミッション、「どこ(Where)を目指すか」を表すビジョンとともに社内外に発信、浸透させるべきものとして、近年重視されるパーパス。「何のために(Why)企業が存在するのか」という根本的かつ力強いステートメントだ。
パーパスによる経営に成功した企業は何が違うのか。

本書では、主にESGに関するパーパスに導かれて高業績を上げる企業を「ディープ・パーパス企業」と呼び、ペプシコやレゴ、リクルートなど18の企業、200人以上の重役へのインタビューをもとに、正しくパーパスを活用して成功するための考え方、経営手法について論じている。
パーパスを掲げた経営を行う企業は増えてはいる。だが、社会に悪影響を及ぼしかねない事業を行う傍ら、イメージ回復のためにパーパスを使う「都合のいいパーパス」、社会的な活動も行っているが、収益事業を優先する「周縁部でのパーパス」といった、パーパスを十分に活用できていないケースが目立つという。

著者は、ハーバード・ビジネス・スクールにおける「ポール・R・ローレンス1942年度MBA学級教授」であり、組織行動ユニットの元ユニット長。多くの著書があり、CNBCを始めメディア出演も多い。


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