『エア・ウォーズ』
-エアバスはいかにしてボーイングのシェアを奪ったのか
Air Wars: The Global Combat Between Airbus and Boeing
Scott Hamilton 著 | 12s Publishing | 272p


1.数十億ドルのギャンブル
2.空飛ぶ貨物
3.パイパー
4.エアバスでの初期の頃
5.ハイリスク・ハイリターン
6.対決
7.マクドネル・ダグラスの死
8.ウェイクアップ・コール
9.A380のローンチ
10.ムーンショット
11.トゥールーズでのトラブル
12.トライ、トライ・アゲイン
13.崩壊
14.労働争議
15.新興勢力と破壊者
16.NEOを生み出す
17.MAXのローンチ
18.飛行停止措置
19.Xファクター
20.バグをハンマーで叩き割る
21.ボーイングとエンブレイアのジョイントベンチャー
22.最後のあがき
23.アルファベット飛行機
24.飛行停止措置
25.スキャンダル
26.コロナウイルス
27.引退


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

アップル対グーグル、コカコーラ対ペプシコなど、企業同士のライバル関係はあらゆる業界で見られる。航空機メーカーでは、誰もが同じ組み合わせを思いつくのではないだろうか。ボーイングとエアバスである。
1916年創業の巨大企業ボーイングに、70年設立の“新参者”エアバスは、いかに勝負をしかけてきたのか。

未邦訳の米国書籍である本書は、エアバスとボーイングの両社が約50年にわたり繰り広げてきた競争を、事業戦略、機体開発、マーケティングキャンペーンなどの側面から分析している。
特に敏腕セールスパーソンとしてエアバス躍進に大きく貢献したジョン・リーヒー元エアバスCOOの戦略や行動を軸に、両社を比較しながら、市場シェアでボーイングの足元にも及ばなかったエアバスが、航空機導入数でボーイングを上回るまでに成長した理由を明らかにしている。

著者のスコット・ハミルトン氏は、30年以上にわたって民間航空業界に携わってきたジャーナリスト。2010年から2013年まで、航空宇宙産業に関わる企業や個人が所属する米国ワシントン州の「北西太平洋航空宇宙連盟」の理事を務めた。


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