『新世代オープンイノベーション JR東日本の挑戦』
-生活者起点で「駅・まち・社会」を創る
入江 洋/原田 裕介 著 | 日経BP | 216p | 2,420円(税込)


1.あらゆる人が変革に関わる時代
2.社会課題の解決に求められる「エコシステム型オープンイノベーション」
3.日本初の複数産業横断型大規模コンソーシアム「MIC」
4.エコシステム型オープンイノベーションによるMICの課題解決事例
5.持続発展的な活動にむけた7つの成功の条件
6.振り返りと今後に向けて(社会・産業変革への提言)


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

気候問題、食糧問題、少子高齢化と人口問題など、さまざまな複雑で解決困難な社会課題が増えている。企業のコミットメントが求められているものの、単一の事業領域だけでは対応できないことが多い。
対応策として、企業間のゆるいつながりによる「共創」が注目されつつある。

本書では、2017年から東日本旅客鉄道(JR東日本)が中心になって進められている「モビリティ変革コンソーシアム(MIC)」のコンセプトや活動内容、組織形態などの紹介を軸に、「エコシステム起点のイノベーション」という、新時代を切り拓く「共創のかたち」の可能性を論じている。
MICには、日立製作所、NEC、NTT、KDDI、凸版印刷、私鉄各社などの大企業から、様々なスタートアップ、大学をはじめとしたアカデミアまで、多種多様な業界から100を超える企業や組織が参加。多様なサービスを組み合わせて利用する「生活者」の視点から、3つのWG(ワーキンググループ)それぞれにおいて複数のサブWGが活動しており、すでにいくつかの成果を上げている。

著者の入江洋氏は、JR東日本 イノベーション戦略本部にてモビリティ変革コンソーシアムの事務局長を務める。原田裕介氏はアーサー・ディ・リトル・ジャパン マネージングパートナー日本代表、アジアヘッド、本社ボードメンバー。


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