『「疑う」からはじめる。』
-これからの時代を生き抜く思考・行動の源泉
澤 円 著 | アスコム | 280p | 1,650円(税込)


1.時間を疑う
2.ルールと慣例を疑う
3.コミュニケーションを疑う
4.マネジメントを疑う
5.自分自身を疑う


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代といわれる通り、技術革新、地政学リスク、パンデミックの脅威などによって、世界は先の見通せない時代になった。
過去の正解が通用しないなか、激しい変化に柔軟に対応するためには、「あたりまえ」にとらわれて思考停止に陥らないよう気を付ける必要がある。

本書は、自分の中の思い込みや、過去の価値観でつくられた同調圧力、従来のコミュニケーションの在り方などあらゆる「あたりまえ」を疑うことの重要性を説いている。
なかでも、ビジネスの現場には意味のないルールや慣例がまかりとおっているとし、もしその価値に同調できないならば「逃げる」こともあっていいと述べる。また、正解を求めている限りイノベーションは生み出せないとし「正解を探す」という呪縛から解放されるべきだと主張する。

著者は株式会社圓窓代表取締役。琉球大学客員教授、武蔵野大学客員教員。1997年にマイクロソフト(現日本マイクロソフト)に入社し、情報コンサルタント、クラウドプラットフォーム営業本部長などを歴任。業務執行役員を経て2020年に退社。スタートアップ企業の顧問やNPOのメンター、セミナー・講演活動などで幅広く活躍している。


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