『サステナブルSFO』
-サンフランシスコ国際空港は地域に何をもたらしたのか
A People's History of SFO: The Making of the Bay Area and an Airport
Eric Porter 著 | University of California Press | 296p


1.泥の中から
2.サンフランシスコ空港を作る
3.闘う飛行機と花の話
4.航空業界に黒い未来が訪れる?
5.ジェット機の騒音にまつわる政治
6.異なる歓迎の度合い
7.聖域へのゲートウェイ
8.海岸線の未来


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

近年ではテクノロジー企業が集積する、米国西海岸を代表する都市サンフランシスコ。同市とその周辺からなる湾岸地域(ベイエリア)の玄関口であり、年間4000万~5000万人の利用者があるのが、サンフランシスコ国際空港(SFO)である。
同空港はどんな特長をもち、地域の中でいかなる取り組みをしてきたのか。

未邦訳の米国書籍である本書は、「ミルズフィールド・サンフランシスコ市営空港」として1927年に開港して以来、現在に至るまでの歴史的な出来事やエピソードに触れながら、SFOが地域および米国に与えてきた影響などを分析している。
地域のインフラの中心として機能しながら、近年では、アート展示の場としての空港や、持続可能な空港のあり方を示し、特色ある取り組みが進んでいるようだ。

著者のエリック・ポーター氏は、カリフォルニア大学サンタクルーズ校の教授。歴史学、「意識の歴史」、人種および民族の分析的研究を専門とする。


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