『12人の大胆不敵な起業家たち』
-躍進するフレンチテックの若き担い手
Le courage de l’audace - 12 parcours d’entrepreneurs de la French Tech
Pierre Aussure 著 | Dunod | 224p


フレンチテックの歴史
ギャリー・アンセン:Alltricks
ジョナタン・ベナム:PeopleDoc、Resilience
ルシアン・ベッス:Shippeo
ジャン・カンゾネリ:Beezik/BeeAd、Ogury
フィリップ・ドゥ・ラ・シュヴァスネリ:papernest
バンジャマン・ガイニョー:Ornikar
イズマエル・ウルド:Wynd
ファニー・ペショダ:My Little Paris、Seasonly
ジャン=シャルル・サミュリアン:Expliseat、Alan
ロイ・スーベラン:Teads、Swile
ベルトラン・シルヴェストル・ボンシュヴァル:PayinTech
クエンタン・ヴァシェ:Joli’ Box、Frichti


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

フランスでは2013年頃から、官民が連携して自国発のスタートアップを支援し、海外へアピールする「フレンチテック」という取り組みが行われている。そのかいあって、ユニコーンを含む有望企業が続々と誕生しているという。
才能あふれる起業家たちを輩出した仕掛けの一つが「若手リーダーのためのIvy賞(以下、Ivy賞)」だ。

未邦訳書籍である本書は、Ivy賞20周年記念にフランスで出版された。これまでにIvy賞を受賞、あるいはファイナリストとなったことのある起業家12人へのインタビューで構成。起業家それぞれの挑戦、ユニークな取り組み、過去の失敗と挫折、将来的な展望が率直な言葉で語られる。
Ivy賞は、テクノロジー分野の若手起業家に贈られる賞であり、応募時点で30歳以下であること、企業の製品またはサービスが完成していること、数年の成長実績があることを条件として年に一度選ばれる。審査するのはテクノロジー分野の老舗企業の経営者たちだ。

著者のピエール・オシュール氏は、Ivy賞の創設者の一人で、人材紹介会社Ivyを設立・経営する。80年代初頭のコンピュータ開発分野の先駆け的存在でもある。なおダイジェストで取り上げたフィリップ・ドゥ・ラ・シュヴァスネリ氏は2018年、ジャン=シャルル・サミュリアン氏は2017年のIvy賞ファイナリストである。


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