『「数学的センス」を磨く フェルミ推定』
永野 裕之 著 | かんき出版 | 224p | 1,650円(税込)


1.「数学的センス」が必要な理由
2.数学的センスの7つの力
3.フェルミ推定 解法の技術
4.数学的センスを磨く「フェルミ推定トレーニング」


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

かつてグーグル、マイクロソフトといったIT大手が入社試験に取り入れたことで注目された「フェルミ推定」が、パンデミックなどで不透明度が増した現代社会において、改めて脚光を浴びつつあるようだ。
さらに、AIの普及、デジタル化の進展などにより、「数学的センス」を備えた人材の需要が高まる状況もある。

本書では、現代のビジネスパーソンの必須スキルとさえいえる数学的センスを鍛えるのにうってつけな「フェルミ推定」の基礎を解説。数学的スキルを「7つの力」の総合と捉え、そのすべてが必要となるフェルミ推定の具体的プロセスを、豊富な例題を解きながら指南する。
著者の考える数学的センスの「7つの力」とは、「情報整理力」「視点の多様化力」「具体化力」「抽象化力」「分解力」「変換力」「説明力」である。

著者は、オンライン個別指導塾・永野数学塾(大人の数学塾)塾長。東京大学理学部地球惑星物理学科卒業、同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退。レストラン(オーベルジュ)経営、ウィーン国立音楽大学(指揮科)への留学を経て現職。


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