『実業家エリック・トヒルの「サクセス」だけではない物語』
-総合メディアグループ創業者、元インテル・ミラノ会長、国営企業大臣
(BUKAN) KISAH SUKSES ERICK THOHIR
Abdullah Sammy 著 | Penerbit Buku Kompas | 315p


1.警察との付き合い方
2.ゴムの実、夢
3.いじめられても落ち込まない
4.テベット市場の思い出
5.バスケットボールコートからのメンタル
6.礼拝室でコーランを暗唱する
7.まずはモラル、次に知識
8.アメリカへの移住
9.ジャカルタに帰る
10.規律
11.過小評価された資本
12.ビジネスにおける浮き沈み
13.崖っぷちの大衆メディア
14.「僕はラジオっ子」
15.失敗した理想が原動力
他、全54項目


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

首都移転計画もあり、今後の発展に大きな期待が寄せられるインドネシア。同国経済の支柱である41の国営企業を束ねるトップが、国営企業相を務めるエリック・トヒル氏である。
1970年ジャカルタ生まれ、民間出身で、一時はイタリアの名門サッカーチーム、インテル・ミラノの会長としても辣腕を振るった。

インドネシアで発刊された未邦訳の本書は、エリック・トヒル氏の生い立ちから、学生時代の起業経験、インテル・ミラノでの試練、ジョコ・ウィドド大統領に重用されての入閣の経緯などを振り返った評伝。
完全「アウェー」であったイタリアサッカーの世界に飛び込み、インテル・ミラノの経営立て直しを成功させるなどビジネスの才能に恵まれている一方で、アジア競技大会の開催国となった母国のために尽力を惜しまないなど、愛国心が強い一面が伺える。

著者のアブドゥラ・サミー氏はジャカルタ生まれの学者、ジャーナリスト。優れた業績に対して贈られるアディネゴロ賞という賞を二度受賞している。報道・通信分野に従事する機関であるRikreatif Indonesiaを率いている。


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