『それでも、対話をはじめよう』
-対立する人たちと共に問題に取り組み、未来をつくりだす方法
アダム・カヘン 著 | 小田 理一郎 訳 | 英治出版 | 232p | 2,310円(税込)


1.「唯一の正しい答えがある」
2.世界を見る
3.奇跡的な選択
4.行き詰まる
5.命ずる
6.礼儀正しく話す
7.率直に話す
8.話すだけで聞かない
9.オープンに聞く
10.内省的に聞く
11.共感的に聞く
12.殻を破る
13.丸めた拳と開いた掌
14.傷口は一体になりたがっている
結論 オープンな方法


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

解決困難な問題が山積する今日、「対話」の重要性がこれまで以上に高まっているといえる。だが、対話は、ただ話をすればいいというものでもない。
問題を解決の方向に持っていく、新たな価値を創造するといった効果を発揮するには、対話の技法や心構えが必要になる。それはどういったものなのだろうか。

本書では、世界50カ国以上で、企業の役員、政治家、軍人、ゲリラ、市民リーダー、コミュニティ活動家、国連職員など、異なる意見を持つ人々とともに数々の困難な問題に取り組んできた世界的ファシリテーターが、オープンに聞き、話すことで未来に希望をもたらす対話の仕方について、自らが立ち会った豊富な事例を紹介しながら解説。
著者が使用するのは主に「シナリオ・プランニング」だが、大企業シェルで効果的だった手法が、アパルトヘイト体制から民主主義社会へシフトしようとする南アフリカの政治的な話し合いにも有効だった。

著者は、人々がもっとも重要かつ困難な問題に対してともに前進することを支援する国際的な社会的企業であるレオス・パートナーズ社の取締役。2022年の世界経済フォーラム(ダボス会議)で、シュワブ財団の「ソーシャル・イノベーション思想的指導者2022」に選出された。


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