『ごめんなさい症候群』
-女性リーダーの成長を妨げる悪癖
The Unapologetic Woman: Leading with Power and Confidence
Danita Johnson Hughes 著 | Vitality Ventures Press | 224p


1.ごめんなさい症候群
2.自分の中にある課題
3.人生の目的――追い求め続けよう
4.差別するのは異性だけではない
5.さまざまな「いじめ」
6.多すぎるストレスは幸せを遠ざける
7.自分の変化を肯定する
8.リーダーが直面する課題
9.力を手にする
10.コミュニケーション――失われたつながり
11.メンタリング――他者への投資
12.ごめんなさい症候群との決別
13.まとめ


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「ごめんなさい、ちょっと問題が起きて」「ごめんなさい、ちょっと聞いてもいいですか?」などと反射的に謝罪の言葉を挟んでしまうことがないだろうか。これが「ごめんなさい症候群」だ。
丁寧にみえても、あまりにも頻繁であれば自信がないような印象を与えるとともに、自らのメンタルをも蝕むことになる。

米国で刊行された未邦訳の本書では、「自分が間違っているのではないか」「女性である自分が男性より劣っているのではないか」といった、事実に基づかない不要な罪悪感や劣等感を持たず、リーダーシップを発揮するための態度や思考法、コミュニケーションのテクニックなどについて、事例を交えて解説している。
欧米においても、まだ女性の地位は十分に向上しておらず、ジェンダーダイバーシティの取り組みが求められている。だが、男性優位のカルチャーに疑問を持たず、自分に非がないのについ「ごめんなさい」を言ってしまう癖がその妨げの一つになっているのであれば、個々の心構えを変えて克服する必要がある。

著者はインディアナ州でヘルスケアビジネスを展開するEdgewater HealthのCEOで、執筆、講演、ワークショップも行っている。専門は職場での健康管理、リーダーシップのための意識改革、組織の問題改善など。


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