『改訂新版 通信制高校のすべて』
-「いつでも、どこでも、だれでも」の学校
手島 純 編著 | 彩流社 | 288p | 2,420円(税込)


1.なぜ通信制高校なのか(松本幸広)
2.通信制高校の基礎知識(手島純)
3.高校教育における通信制高校の役割(井上恭宏、手島純)
4.公立通信制高校(井上恭宏)
5.私立通信制高校(神崎真実)
6.株式会社立通信制高校(神崎真実、土岐玲奈、手島純)
7.サポート校(内田康弘)
8.広域通信制高校と「サテライト施設」(阿久澤麻理子)
9.通信制のシステムで学ぶとは(土岐玲奈)
10.通信制高校の歴史(石原朗子)
11.通信教育をめぐる思想(古壕典洋)
12.座談会「通信制高校のすべて」
13.通信制高校に関する書籍・論文の紹介


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

少子化の中、全体として生徒数が増える傾向にある「高校」のカテゴリーがある。「通信制高校」である。
インターネットをフル活用した斬新なプログラムを提供する、2016年開校の「N高校」など、従来のイメージを覆す通信制高校も登場している。その役割はどのように変化してきているのだろうか。

2017年に初版が刊行されて以来のロングセラー書の改訂新版である本書では、通信制高校の歴史を含む基礎知識とともに、新しい時代における高校教育の中での位置付けや役割などについて、実際に教育や運営に携わった人を含む専門家たちが多角的に解説、考察を行っている。
主に、レポート添削、スクーリング、試験の組み合わせで教育が行われる通信制高校では、毎日の通学を必要とする全日制高校に比して、はるかに柔軟性の高い教育が可能なため、不登校といった学校教育の諸問題を解決する糸口になるという。

編著者の手島純氏は星槎大学教授。民間企業に勤務後教職に転じ、神奈川県立高校社会科教員として、通信制高校・定時制高校・全日制高校で35年間勤務した。


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