『世界のDXはどこまで進んでいるか』
雨宮 寛二 著 | 新潮社(新潮新書) | 232p | 902円(税込)


1.デジタル化を進めるための方法論【基礎編】
2.企業の「全体最適」を達成するための戦略論【戦略編】
3.DXの現在地、未来社会への大改革【事例編】


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

近年、多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを進めている。
DXには、ビジネス環境の急速な変化に対応し、より生産性を高め、顧客の期待に沿う商品やサービスを提供するなど多くの成果が期待されているが、世界の先端企業はDXにいかに取り組み、何を実現しているのだろうか。

本書は、DXを推進するために必要な知識と戦略について、実践する企業の事例を豊富に交えながら解説している。
DXによる起業や新規事業の立ち上げを成し遂げる企業には、デジタルによる「全体最適化」に着目しているという共通点があるという。さらに、全体最適化を図るために必要とされる4つのアプローチを紹介し、それらを実践している具体的企業について詳述している。その一つである中国のアリババは、EC領域におけるDXの成功体験を持ち込み、医療・ヘルスケア産業全体のデジタルシフトを目指しているという。

著者は、淑徳大学経営学部教授。日本電信電話株式会社に入社後、中曽根康弘世界平和研究所などを経て現職。著書に『2020年代の最重要マーケティングトピックを1冊にまとめてみた』などがある。


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