ポリクライシス(複合危機)時代のリーダーシップ
Everything, All at once
Sharmla Chetty, Vishal Patel 著 | LID Publishing Ltd. | p24-27


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

リーダーシップのあり方は、時代によって、あるいは組織を取り巻く状況によって変化する。
2008年頃から現在に至る世界は「ポリクライシス(複合危機)」の時代にあるとする指摘がある。そしてそれに対応できるリーダーシップとして注目されるのが「生成的(ジェネレーティブ)リーダーシップ」である。

米国デューク大学コーポレートエデュケーション(デュークCE)が編集する季刊ビジネス誌「Dialogue」2023年第4四半期号の特集「分断を乗り越える(Leading through division)」の一角を占める本記事では、パンデミック、ウクライナ侵攻、脱グローバル化、気候変動といった危機が重なり合うポリクライシスの状況の中で、組織のリーダーシップがいかにあるべきかを、デュークCEが提唱する変革モデルなどをもとに論じている。
ポリクライシスは、単に危機が同時に発生するだけではなく、相互に影響しあい、それぞれの危機の総和より深刻な危機となった状況を指す言葉である。それを乗り越えるだけでなく、変化を機会と捉え行動するのが「生成的リーダー」だという。

筆者のシャルムラ・チェティ氏はデュークCEのCEO、ヴィシャール・パテル氏は同社グローバルマーケット担当プレジデント。


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