『熟達論 人はいつまでも学び、成長できる』
為末 大 著 | 新潮社 | 224p | 1,980円(税込)


序 熟達の道を歩むとは
1.遊 不規則さを身につける
2.型 無意識にできるようになる
3.観 部分、関係、構造がわかる
4.心 中心をつかみ自在になる
5.空 我を忘れる


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

アスリート、音楽家、料理人、工芸家、医師、落語家などで「一流」と呼ばれる人たちは、生まれながらにして技能を身につけているわけではない。トレーニングや修行で「熟達」した結果、それぞれの分野における「高み」に至ったのだ。
では「熟達」とは何か。どのような過程を経て人は熟達していくのだろうか。

本書では、男子400メートルハードルの日本記録保持者(2023年9月現在)で、執筆活動や講演などにより「走る哲学者」の異名を持つ元陸上競技選手、為末大氏が、自身の経験やさまざまなジャンルの達人たちとの対話をもとに「熟達」について深考、たどり着いた独自の方法論を披露している。
その方法論は、「遊(ゆう)」「型(かた)」「観(かん)」「心(しん)」「空(くう)」の5段階ごとに必要なアプローチをしていく、というものである。

著者の為末氏は1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者である。現在は執筆活動の他、身体に関わるプロジェクトなどを行っている。『諦める力』(プレジデント社)など著書多数。


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