『通信業界のレジェンド「ジャン・ド・グランプレ」の足跡』
Jean de Grandpré: Legacy of a Giant
Danielle Stanton, Herve Anctil 著 | McGill-Queen’s University Press | 144p


イントロダクション 何者かになる
1.クラスの長
2.法廷時代(1943~1966年)―フライングスタート
3.ベル時代(1966~1976年)―上り坂
4.ベル時代2(1976~1983年)―頂点
5.BCE(ベル・カナダ・エンタープライズ)時代(1983~1989年)―世界をまたにかける冒険
6.ノーザンからノーテルへ:タイタンの興亡
7.世界に名の轟く実力者
8.慈悲の人


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

大手電気通信事業者ベル・カナダなどを束ねる、カナダ最大手の情報通信総合グループ「ベル・カナダ・エンタープライズ(BCE)」。同グループを牽引し続けた伝説の人物が、ベル・カナダ元CEOでBCE創設に貢献したジャン・ド・グランプレ(1921-2022)だ。
彼はどのように事業を成長させてきたのか。

カナダで刊行された未邦訳の本書では、ジャン・ド・グランプレの歩みをたどる。
弁護士としてキャリアをスタートしたジャンは、その法知識と辣腕を買われベル・カナダの法律顧問としてビジネス界へ足を踏み入れる。当局との係争を通して通信事業にかけられていた規制を外れ、会社の利益を拡大する道を拓くなど、経営者としての才能も飛び抜けていたようだ。

著者のダニエル・スタントン氏はフリーランスのジャーナリストで、L’actualité(カナダの月刊誌)などに寄稿している。エルヴェ・アンクティル氏はライター、ジャーナリスト、作家。


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