『自転車に乗る前に読む本』
-生理学データで読み解く「身体と自転車の科学」
髙石 鉄雄 著 | 講談社(ブルーバックス) | 192p | 1,100円(税込)


1.健康づくりのための自転車の活用術
2.運動強度から見る自転車と身体の関係
3.身体が変わる「自転車の効果」
4.自転車をもっと楽しむために


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

コロナ禍の中で混雑した電車に乗るのを避けるため、自転車通勤をする人が増えたといわれる。自転車は身近で便利な移動手段だが、健康への効果も大きく、ジョギングに比べてひざや足首への負担が小さいなどの利点もあるようだ。
では、どのくらいの時間、どのように乗れば、どんな効果が期待できるのだろうか。

本書は、自転車を健康づくりに効果的に活用する方法について、数々の実験結果やデータ、生理学の知見に基づいて紹介している。
自転車走行は、とくに急がずにこいだ場合にも、歩行に比べて心拍数が上昇しやすいという。また、同じ運動強度の歩行と自転車運動とでは、自転車運動のほうが糖代謝の活性化が進み、血糖値を下げる効果が高いという実験結果も紹介される。

著者は、名古屋市立大学副学長・高等教育院長、同大学院理学研究科教授。神戸大学大学院教育学研究科修了。名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科助教授などを経て2017年より現職。専門は応用生理学、バイオメカニクス、健康科学。


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