『藤井聡太は、こう考える』
杉本 昌隆 著 | PHP研究所 | 208p | 1,650円(税込)


序.純粋さの勝利
1.構想力
2.集中力
3.平常心
4.探究心
5.才能とは、努力を続けられること
6.羽生善治九段から学んだこと
対談 温故知新 谷川浩司十七世名人×杉本昌隆


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2023年10月11日、プロ棋士の藤井聡太氏は第71期王座戦第4局に挑み、永瀬拓矢王座に3勝1敗で勝利し、史上初の「八冠」制覇を成し遂げた。
2016年に14歳で史上最年少プロデビューを果たし、以降前人未到の記録を積み重ねる藤井八冠は、AIを活用しながらも、どのようなヒューマン・スキルを発揮しているのか。

本書では、藤井八冠の「強さ」の秘密――構想力、集中力、平常心、探究心といったスキル・メンタルについて、2012年からの師匠である杉本昌隆八段がつぶさに解説する。
将棋の対局でもっとも重要となるスキルの一つである「構想力」について著者は、藤井八冠の構想力は「勝つ」ことだけでなく、「最善手を追求する」「いい将棋を指す」ことを目的としたものであると指摘している。

著者は1968年生まれ。1980年に(故)板谷進九段の門下となる。2002年5月、第20回朝日オープン将棋選手権準優勝。2019年2月22日八段。2008年、「NHK将棋講座」の講師を務める。また杉本昌隆将棋研究室を主宰し、後進の育成にも力を注ぐ。


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