『だからタイはおもしろい』
-暮らしてわかったタイ人の「素の顔」
髙田 胤臣 著 | 光文社(光文社新書) | 216p | 880円(税込)


はじめに 素のタイ人と真の絆を結ぶために
1.微笑みに隠されたタイ人の本心
2.日本なんて子どもレベルなタイの人間関係
3.所得水準が人間の価値を意味するタイ
4.「内」と「外」をシビアに区別するやさしいタイ人気質
5.若い世代にとっては生きづらくなりつつあるタイ
6.タイと日本の友好関係は愛憎の泥沼劇場のよう
7.タイのアンタッチャブルは貧困層ではなく……
8.問題児だけどタイのよさを持つローソサエティー
9.出る杭は打たずに破壊するのがタイ式
10.現代タイ人の日本人観が実はあまりよくない現実
11.タイ人と働くということはタイ人に自分の心を開くこと
12.タイは間違いなくこれからも発展していく国
おわりに だからタイは素晴らしい


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

東南アジアの中部に位置し、人口7000万人弱、同地域でインドネシアに次ぐ名目GDPを誇るタイ。国民の94%が仏教徒であり「微笑みの国」という穏やかなイメージで捉えられることが多い。在留邦人の数は米国、中国、豪州に次ぐ4位だ。
だが一般的にタイ人の国民性を正しく認識する人は少ないのではないか。

本書では、タイ在住20年のライターが、旅行先や移住先として人気のある国の一つであるタイの人々の考え方や行動の特徴、政治・経済・社会の実情について、生活者の視点からそのリアルを語っている。
現在も「王国」として立憲君主国の体制をとるタイは、王家や軍・警察、そして富裕層が大きな権力を握り、インドのカーストのように明確ではないものの「見えない階級社会」となっているという。

著者は1977年生まれのライター。2002年からタイ居住(妻はタイ人)。主な著書に『バンコク 裏の歩き方』(皿井タレー氏との共著)、『東南アジア 裏の歩き方』『タイ 裏の歩き方』『ベトナム 裏の歩き方』(以上、彩図社)などがある。


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