『インドネシアのミレニアル世代』
Millennial Nusantara
Hasanuddin Ali, Lilik Purwandi 著 | Gramedia Pustaka Utama | 226p


1.ミレニアル世代の人口統計
2.ミレニアル世代とインターネット
3.ミレニアル世代の性格
4.ミレニアル世代の財務行動
5.ミレニアル世代と政治
6.ミレニアル世代と宗教


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

堅調に経済成長を続けるインドネシアはインド、中国、米国に次ぐ世界第4位の人口を有する。
国内労働力の芯を担う若年層のボリュームが大きく、ジャカルタからカリマンタン島の東部の「ヌサンタラ(群島の意)」への首都移転計画も相まって、将来に向けてさらなる発展の余地が大いにある国である。

インドネシアで刊行された未邦訳の本書は、同国社会の進化を読み解くのに欠かせない「ミレニアル世代」の分析に焦点を当てる。1981年から2000年の間に生まれた彼らが、普段どのような価値観や行動様式のもと生活しているのか、また将来的にどのような役割が期待されているのかを、インドネシアの調査機関アルバラ・リサーチ・センターの分析結果から明らかにしている。
ミレニアル世代の特徴として「3つのC(Connected、Confidence、Creative)」が挙げられると著者はいう。

著者のハサヌディン・アリ氏は統計学者で、アルバラ・リサーチ・センターの創業者兼最高経営責任者。リリック・プルワンディ氏はアルバラ・リサーチ・センターの研究者でマーケティング、社会、政治を専門とする。


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