『筑駒の研究』
小林 哲夫 著 | 河出書房新社(河出新書) | 328p | 1,210円(税込)


1.筑駒の新しい潮流
2.「自由闊達」の正体
3.燃える三大行事、部活動
4.教駒・筑駒史 開校から東大合格率トップ校へ
5.教駒・筑駒史 存続危機から底力を発揮
6.天才? 秀才? 日本一のオタク集団?
7.校風を教えてくれるOBたち
8.筑駒はどこへ行くのか


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

現日銀総裁の植田和男氏と前任の黒田東彦氏、コロナ対策に奔走した結核予防会理事長・尾身茂氏、元衆議院議長の細田博之氏(自民党)、参議院議員の小池晃氏(共産党)、元産業再生機構COOの冨山和彦氏、劇作家の野田秀樹氏。
この多士済済の面々はいずれも「筑駒(教駒)」OBである。

本書では、国立の中高一貫校であり、トップクラスの東大合格率の進学校として知られる筑波大学附属駒場中学校・高等学校(筑駒)にスポットを当て、卒業生や元教員などの関係者約100人への取材をもとに、その「すごさ」の秘密に迫っている。
1947年に東京農業教育専門学校附属中学校として開校した筑駒は、「自由・闊達の校風のもと、挑戦し、創造し、貢献する生き方をめざす」という校訓のもと、自由な校風で知られる。優秀かつ個性的なOBをさまざまな分野に輩出した同校の教育はいかなるものだったのだろうか。

著者は教育ジャーナリスト。教育、社会問題を総合誌、ウェブ媒体などで執筆している。1994年から『大学ランキング』(朝日新聞出版)編集者。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2024年2月6日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら