『インド「農村」の現在と未来』
The Future of India’s Rural Markets: A Transformational Opportunity
Kunal Sinha 著 | Emerald Publishing | 224p


1.なぜインドの農村はこれまで以上に重要なのか?
2.インド農村における変化の現れ
3.意味をなすには


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

14億という世界最大の人口を擁し、さらなる成長を続けるインドは、経済面で今もっとも注目される国の一つと言っていいだろう。
同国政府が、今後の成長の柱として期待し、投資をしているのが地方の農村部だ。IT化が浸透途上で、激変の真っ只中にある農村は、農業を主産業とするインドの最大の可能性ともいえる。

英国で刊行された未邦訳の本書では、インド経済にとっての地方農村社会の重要性を指摘するとともに、そこで暮らす人々の社会的、経済的な変化を具体事例とともに解説。
とりわけ、再生可能エネルギーを活用したIT制御の冷蔵室や、最新技術を使った農業従事者への情報提供プラットフォームといったアグリテックベンチャーが生産者と提携する動きが活発のようだ。また、グラム・パンチャヤットと呼ばれる村議会の機能をデジタルで代替するなど、さまざまな取り組みが行われているという。

著者のクナル・シンハ氏は消費者洞察とマーケティング戦略の専門家であり、インド、中国、東南アジアで30年以上のコンサルティング経験を持つ。


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