『さぁ、化学に目覚めよう』
-世界の見え方が変わる特別講義
ケイト・ビバードーフ 著 | 梶山 あゆみ 訳 | 山と溪谷社 | 464p | 2,530円(税込)


1.小さいけれど大切なもの――原子
2.形がすべて――空間の中の原子
3.姿を変える――固体、液体、気体
4.絆はいつか壊れるもの――化学反応
5.目覚めたあとのお楽しみ――朝食
6.燃焼を感じる――運動
7.美しい自分になる――出かける準備
8.われに太陽を――ビーチで
9.パイはウソをつかない――キッチンで
10.口笛吹いて働こう――家の掃除
11.ハッピーアワーは最高の時間――バーで
12.日暮れてまったり――ベッドルームで


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

世界は「何」でできているのか、という大きな問いを考えてみると、その答えの一つは「物質とエネルギー」となる。
固体、液体、気体などありとあらゆるものは「物質」であり、それを動かしたり変化させたりするのが「エネルギー」だ。この二つを調べてどう影響し合うかを明らかにするのが「化学」である。

本書では、米国のテレビで複数の科学番組に出演し「Kate the Chemist」の愛称で親しまれている、自他ともに「化学オタク」と認める化学者が、実は身近に潜むさまざまな疑問を解決する化学の楽しさ、面白さをウィットに富む文体と内容で詳しく解説。
化学者はいつでも「ふたつの分子がどう反応するか」を予測したいと思っており、朝の目覚めから就寝まで、生活のあらゆる場面に「化学」の興味深い知見が隠されているのだという。

著者はテキサス大学准教授。無機化学で博士号を取得。大学では文系の学生に向けた化学の講義を担当し、子ども向けのサイエンス本も多数執筆。多数の受講者から「楽しく、わかりやすい」と声が寄せられる化学の授業で知られる。


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