【海外書籍】教育機会の創出に奔走するインドの教育財団とは
社会
2025.01.30

『インドの子どもたちの未来を創る アガスティア国際財団の挑戦』
The Moving of Mountains: The Remarkable Story of the Agastya International Foundation
Adirath Sethi 著 | LID Publishing | 344p
1.グドゥパッレの誇り
2.銀行家、ブローカー、そして3人の賢者
3.飛び込む勇気
4.荒野を征服する
5.希少性の祝福
6.大胆に未知の世界へ
7.価値ある目的、価値ある人々
8.ビッグ・ブル
9.物理的および哲学的拡張
10.ムーブメントの始まり
11.スケールの基盤
12.信頼のための進化
13.数字のゲーム
14.科学を超えて
15.危機から生まれた新たな野望
あとがき 主要な学び
【イントロダクション】
マイクロソフトのサトヤ・ナデラCEO、アルファベットのサンダー・ピチャイCEO、IBMのアルビンド・クリシュナCEOなど、とくにIT分野の世界的企業で活躍するインド系人材は多い。
一方でインドでは、所得、性別による深刻な教育機会の不平等も存在する。そんな状況の救世主となっているのが、アガスティア国際財団だ。
英国で刊行された未邦訳の本書では、インドのバンガロール近郊に拠点を置くアガスティア国際財団の活動を取り上げる。
アガスティア国際財団は、インドの非営利団体で、経済的に恵まれない子どもたちの好奇心や創造性を育むための独自の教育を開発し、各地に届けている。1999年に元銀行員のラムジ・ラガヴァンらによって創設された同財団は、科学者、教育者、起業家が知恵を出し合い運営されてきた。
著者のアディラス・セティ氏は、アガスティア国際財団の理事。ボストンコンサルティンググループの経営コンサルタントを務めた経験があり、現在はインドで家族経営企業の取締役を務めている。
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