【新刊】イーサリアムが非営利財団を運営主体にした理由 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『イーサリアム創世記』
ローラ・シン 著 | 中山 宥 訳 | 筑摩書房 | 568p | 2,970円(税込)


1.早熟な才能
2.私欲か、利他主義か?
3.イーサリアム発進
4.あらたな取締役会
5.The DAO創設
6.盗まれた大金
7.ハードフォークか、ソフトフォークか?
8.最大の危機の結末
9.恐怖、不確実性、疑念
10.マイイーサウォレット
11.「ミンは去るべし」
12.バブル、仮想猫、追放


【イントロダクション】
「暗号通貨」から多くの人が連想するのは、その嚆矢であるビットコインだろう。だが今日、暗号通貨はビットコイン以外にも多様に登場している。その中でも、存在感が大きいのが、ビットコインに次ぐ時価総額を誇る「イーサリアム」だ。
どのように立ち上がり、荒波を乗り越えてきたのか。

本書は、イーサリアムの誕生から、内部抗争、ハッキング事件など、暗号通貨革命の知られざる舞台裏を、数多くの関係者へのインタビューや膨大な資料をもとに描き出すノンフィクション。
暗号通貨イーサリアムは、「早熟な天才」と呼ばれたヴィタニック・ブテリンのアイデアに、世界各地の開発者や起業家が呼応して形成されたコミュニティーによって創設された。その運営組織やリーダーシップをめぐり、当初から激しい議論と対立があったようだ。なお、本書では2021年までのエピソードを紹介しているが、ダイジェストでは2014年7月のイーサリアム財団設立までを取り上げた。

著者はジャーナリスト、暗号通貨ニュースサイト「Unchained」創設者にしてCEO。フォーブス誌の元シニアエディターでもある。


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