【新書】IoT時代のセキュリティ担う末端機器の暗号機能 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『ハードウエアセキュリティ』
-IoT機器をサイバー攻撃から守る
植村 泰佳 著 | 幻冬舎メディアコンサルティング | 174p | 990円(税込)


1.企業の情報セキュリティが脅かされている
  甚大な被害を受けた事例は枚挙にいとまがない
2.IoTの進展に伴いリスクは増大する一方
  サイバー攻撃からIoT機器を守るハードウエアセキュリティとは
3.情報セキュリティの要は「暗号機能」への理解
  良質の暗号モジュールをつくることがハードウエアを守るための基本
4.IoT時代に求められる「暗号」防衛術
  ハードウエアの脆弱性とソリューション
5.新たな技術の導入には新たな備えが不可欠
  情報セキュリティの進化なくして企業の成長はない
6.セキュリティ保証の体制と技術
7.結びに代えて


【イントロダクション】
IoT(モノのインターネット)の普及に伴い、センサーや組込機器などの「モノ」が直接インターネットにつながる時代になった。しかし、これを悪用すると、末端機器がサイバー攻撃の入り口になる可能性もあり、ハードウエアのセキュリティの重要性が飛躍的に増している。
どんな対策が求められるのだろうか。

本書は、IoT時代に求められるハードウエアセキュリティについて、その基本から保障の体制や技術までを解説している。
IoT活用の一例であるファクトリーオートメーションでは、閉鎖空間としてのLAN(Local Area Network)の維持が難しくなり、工場内で使用される多様な末端機器の一つひとつについて、セキュリティを担保する必要が出てきている。それを実現する「セキュリティアダプター」の開発などが進められているようだ。

著者は、株式会社SCU代表取締役社長、ICシステムセキュリティ協会代表理事。サッポロビールを経て、ICカードシステム研究開発事業組合を設立。また電子商取引安全技術研究組合(2022年に事業会社に転換)を設立し要職を歴任するとともに、ハードウエアセキュリティ分野等の多数の国家研究プロジェクトに参画してきた。


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