【海外書籍】LGがインドネシアにバッテリー工場を構えた経緯 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『インドネシアの「バッテリー産業」』
-豊富なニッケル資源を活かす戦略
Indonesia Pusat Gravitasi Industri Baterai Dunia
Cyrillus Harinowo, Ika Maya Sari Khaidir 著 | Gramedia Pustaka Utama | 278p


1.世界的なバッテリー産業の台頭
2.電気自動車用バッテリーの製造プロセス
3.バッテリーの川中・川下産業における世界的な躍進
4.インドネシアにおける総合バッテリー産業の台頭


【イントロダクション】
国際エネルギー機関(IEA)の「グローバルEVアウトルック」によると、2024年の電気自動車(EV)の販売台数は1700万台を超えた。EVの普及とともに、需要が高まっているのがバッテリーとその原料だ。
そんな中、ニッケル系バッテリー生産・加工において、近年とみに存在感を強めているのが、インドネシアである。

インドネシアで刊行された未邦訳の本書では、世界のバッテリー産業の動向を踏まえつつ、インドネシアにおけるバッテリー産業の可能性を検証している。
同国のニッケルの埋蔵量の多さ、さらに政府のニッケル鉱石輸出規制政策もあり、世界中のバッテリー関連企業がインドネシアに投資を集中させている。PT Halmahera Persada Lygendの稼働をはじめ、同国のニッケル生産能力は着々と向上しているようだ。

著者のキリルス・ハリノウォ氏は元インドネシア中央銀行金融市場・通貨管理局長。イカ・マヤ・サリ・カイディル氏はPT Bank Central Asia Tbk(BCA)のエグゼクティブ・バイス・プレジデントを務める。


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