【ベストセラー】組織を人数ではなく関係性の数で考えるべき理由 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『組織と働き方の本質』
-迫る社会的要請に振り回されない視座
小笹 芳央 著 | 日本経済新聞出版 | 224p | 1,980円(税込)


1.会社・組織・マネジメントの本質
2.社会的要請の本質
3.個人の働き方の本質
4.組織変革の本質
5.環境変化適応の本質


【イントロダクション】
企業経営を取り巻く激しい環境変化に対応すべく、人的資本経営、パーパス経営、ジョブ型雇用、自律分散型組織、働き方改革、女性管理職比率といったさまざまなキーワードが登場し、多くの企業が改革を迫られている。
これらは「手段」に過ぎないのだが「目的化」しているケースもあるようだ。

本書では、「会社とは、いったい何か」「組織は、どうあるべきか」といった“本質”を主軸に、企業経営の在り方を解説している。
組織の本質をつかむためには、その構成員の人数ではなく、構成員同士の「関係性の数」に着目すべきと説く。関係性の数が大きい組織は、情報伝達やコミュニケーションがうまくいかず、さまざまな問題が生じがち。それを避けるには、適切な機能分化や階層分化が有効であり、20~30人より構成員が多い組織では、自律分散型組織が機能しないのだという。

著者は経営コンサルタント、株式会社リンクアンドモチベーション代表取締役会長。リクルート人材開発部、ワークス研究所主幹研究員、組織人事コンサルティング室長を経て、2000年に世界初となるモチベーションにフォーカスしたコンサルティング会社、リンクアンドモチベーションを設立した。


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