【新刊】大規模道路陥没も防げる「四次元透視技術」とは - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『インフラメンテナンス大変革』
-老朽化の危機を救う建設DX
石田 哲也/岩城 一郎/日経コンストラクション 編 | 日経BP | 320p | 3,850円(税込)


1.プロローグ
2.5大ニーズ「床版」
3.5大ニーズ「塩害」
4.5大ニーズ「舗装」
5.5大ニーズ「新材料・新工法」
6.5大ニーズ「小規模自治体」
7.その他の重要ニーズ
8.インフラメンテの社会実装
9.若手座談会


【イントロダクション】
2025年1月に埼玉県八潮市で起こった大規模な道路陥没事故は多くの人にインフラ老朽化の深刻さを印象づけた。
道路や地下水道管だけでなく、橋、トンネルなどの構造物は、その多くが建設から数十年たち、崩落のリスクさえも指摘される。それらの対策に最新のデジタル技術を応用するさまざまな取り組みが始まっている。

本書では、2023年に開始した内閣府の第3期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の課題の一つ、「スマートインフラマネジメントシステムの構築」のサブ課題B「先進的なインフラメンテナンスサイクルの構築」の研究開発担当者を中心とする専門家たちが、最新技術を用いたインフラメンテナンスの事例を紹介している。
この分野でのDXを着実に進めるために、著者らは「箱庭」×「ハイサイクル」という方法論を考案。これは、各地に設定した実証フィールドを「箱庭」として区切り、その中で開発した技術の適用、検証、改良を速いサイクル(ハイサイクル)で回していくというものだ。

編者の石田哲也氏は東京大学大学院工学系研究科教授、2023年より内閣府大臣官房政策参与を兼務。岩城一郎氏は日本大学工学部工学研究所長、土木工学科教授。首都高速道路公団などを経て現職。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2025年6月12日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら