【新書】モンベル会長が説く「必ず日が昇る」リーダー論
ビジネス
2025.06.24

『自然に生きる』
-不要なものは何ひとつ持たない
辰野 勇 著 | KADOKAWA(角川新書) | 208p | 1,012円(税込)
1.24時間の自然を満喫する
2.不要なものは何ひとつ持たない
3.山には文学がある
4.ただ「一歩先」へ
5.「なんとかなる」
6.「好き」を仕事にする
7.アウトドア義援隊
【イントロダクション】
日本のアウトドアメーカーの中でもトップクラスの知名度を誇るのが「モンベル」だ。1975年に大阪で創業、機能性に優れた商品の開発を行い、国内外におけるアウトドア文化の拡大を支えてきた。2025年に創業50年を迎える。
近年では被災地支援活動でも知られる同社を牽引してきたのが、創業者の辰野勇氏である。
本書では、登山家であり、企業リーダーでもある辰野氏が、山やキャンプ、ビジネスでの経験を振り返りつつ、自然と向き合う中で培ってきた自身の行動哲学、ものづくりへの思いなどを語っている。
例えば物事が意図した通りに運ばない時、辰野氏は「失敗」ではなく「不都合」があったと考えるという。そうすることで前進を続けられ、同時に人生の醍醐味も感じられると説く。なお本書は、2020年刊行の『自然に生きる力 24時間の自然を満喫する』(KADOKAWA)を加筆修正・再編集したもの。
著者の辰野氏は株式会社モンベル代表取締役会長兼CEO。1969年アイガー北壁日本人第二登(当時世界最年少)を達成。日本初となる身障者カヌー大会を開始(91年)するなど社会活動にも尽力している。京都大学特任教授、天理大学客員教授。
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